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diary

3月4日(土)

    2月は文字通りあっという間に「逃げ」てしまい、3月に突入しました。補習校も残り3回、今朝の全校朝会では、2月から月に1回の割合で来ていただいている学習支援員兼相談員の後藤先生の紹介や、転出・転入児童の紹介を行った後、校歌と卒業式で歌う「蛍の光」の練習も行いました。補習校の卒業式は、ほぼ練習ができないためぶっつけ本番で行います。その分、心がこもった式になるのかもしれません。3月18日が卒業式の本番です。思い出に残るいい卒業式になるといいですね。

 

    さて小学部2年生の算数は、教頭先生も入りながら、学年合同で行いました。「はこのかたちをしらべよう」という単元です。実際の立体を使って、面の形や辺の数を調べます。実際に操作活動をすることで、子どもたちの理解はうんと深まっていきます。今日の学習で、立体がどのようにしてできているのか、はっきりわかったと思います。

 

   中学部3年では、私の特別授業の時間をいただいたので、2部に分けて実施しました。第1部は「平和な世の中にするために」、まさしく平和学習です。長崎県のの取組等を紹介するとともに、世界の現状についても知らせました。事実を知るって本当に大事ですよね。第2部は「失敗から学んだ私の人生」、プロレスや献血などのちょいとくだけた話ですが、みんな一生懸命聞いてくれました。失敗したからこそ今の自分がある、そのことを卒業前の3年生に伝えたつもりです。みんなもたくさん失敗して、そこから成長してほしいですね。

 

   

    さて、後藤先生がいらっしゃる対話室では、何件かリクエストがあって保護者同士の対話も行われたようです。後藤先生が来られた日には、写真のように保護者控室の黒板にも予定を書いてもらいますので、お気軽に対話室を訪ねてみてください。

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3月11日(土)

    本年度の補習校もあと2日、最後の1日は卒業式や離任式、修了式もあって大忙しのため、実際に勉強できるのはこの日がほぼ最後なのかもしれません。特に卒業式を控える小6と中3は1分1秒を惜しむように練習に励んでいました。さすがに今日が最後の練習だと意識しているのか、今までよりも真剣さが違っていてとてもいい練習となりました。とはいえ、ほぼ流れの確認をしただけで、時間がない中、なかなか練習まではできません。来週はぶっつけ本番となってしまいますが、このような卒業式もまた日本の文化の一つです。特に今年は久しぶり全員参加の卒業式です。参加しながら日本を感じてくれると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    また今日の休み時間は、多くの子どもたちが先生たちと一緒に過ごしていました。特に本年度で退任される田保先生と松山先生は、学級の子どもたちに囲まれながら、ステキな笑顔で休み時間を過ごしていました。これまた1分1秒を惜しむように・・・この一瞬の喜びを、先生方もずっと心の中に残してくれることでしょう。

 

 

    さあ、いよいよ来週は令和4年度の最終日、ベゴニアに詳しい日程は載せていますが、10時から修了式&離任式、そして11時から卒業式を行います。私も日本での卒業式は何度も経験していますが、補習校でのこのような形の卒業式は初めてで、ワクワクしています。いい式にしましょうね。

   

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3月18日(土)

   本年度も今日でとうとう最終日・・・修了式、離任式、そして卒業式と大変あわただしく、また涙・涙の別れの一日となってしまいました。

   まずは修了式、この1年間の頑張りを褒めながら、でももっとこの学校に来る目的意識をもってほしくて、「補習校に来る意義」について話をしました。日本語での勉強ができるようになりたい、日本にいるおじいちゃんやおばあちゃんとしっかり会話をしたい、将来日本に行って勉強したい…その意義についてはそれぞれだと思います。問題は全く目標もなく、ただここに来ているのではもったいないということ。しっかり、ここに来る意義を考え、そしてその夢や目標にむけて頑張るように伝えています。

 

    そのあとの離任式では、小2担任の田保先生と中3担任の松山先生から離任の最後のお話がありました。田保先生は24年、松山先生は12年と、お二人とも大変長い期間、ここ補習校で子どもたちの教育に尽力してくださいました。本当に感謝します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    引き続き卒業式、本年度は小学部33名、中学部17名の計50名が卒業します。なかなか現地校ではこのような卒業式のようなものは実施していないと聞いていますが、日本では1年間で最も大切な行事として位置づけ実施しています。補習校でも、授業時数の関係で練習はほとんどできませんでしたが、大変厳かな雰囲気の中で、また在ベルギー日本国大使館全権特命大使の三上正裕さまをはじめ、11名の来賓の方をお招きし、卒業証書授与式を無事に行うことができました。式の中では、感動的な子どもたちの別れの言葉や呼びかけ、歌等もあって、私も途中から涙をこらえることができませんでした。32年間、日本の卒業式を経験してきましたが、ここベルギーでそれ以上の感動を味わえる式に参加できるとは思ってもいませんでした。本当におめでとうございます。

 

    さて、令和5年度は4月8日にスタートします。この日に学級のクラス分けと担任の先生を発表します。教室も全日制と学年を合わせるため、4,5,6年の教室の場所が変更予定です。8日の日にはわかるように掲示しておきますので、自分のクラスに間違えないように入ってください。

    また、今使っているGoogleアカウントですが、当初は今週まで使える予定としていましたが、来週の火曜日までは学校から配信もあるので使えるように変更しています。その後は令和5年度に引き継ぐため、しばらくは使えなくなります。ホームページはいつでも見ることができますので、ベゴニアやデイリーはここで確認をお願いします。

   本年度は、保護者の皆さまのご理解・ご協力もあり、無事に終了することができました。来年度もよろしくお願いいたします。

 

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