
diary
11月9日(土)
補習校24回目の授業日、後期のスタートです。2週間ぶりの学校でしたが、子どもたちは元気に登校していました。
この日は朝の集会の時間を使って、「後期始業式」を行いました。校長からは「才能=好きでい続けること」という話を伝えています。まずは好きになることが力をのばす最適な方法であること、だからこそもっともっと日本語の勉強を、補習校を、そして補習校の友達や先生方を好きになって、ここでの勉強を頑張っていきましょう!という話をしています。後期は残り17回の授業です。しっかり頑張ってほしいですね。またこの日の話の中で、11月30日に行われる「音読発表会」についても詳しく伝えました。先日学校から案内を出したように、11時から体育館で音読発表会、その後、12時15分から「日本人学校創立50周年記念式典」を実施します。式典には全日の子どもたちも参加しますので、保護者の皆さんは玄関ロビーか多目的室で中継を見てもらうことになります。申し訳ありませんが、ご協力をお願いいたします。またこの日は全日制の授業参観が予定されているため、補習校の皆さんは残ることができません。記念式典が終了次第、体育館の運動場側から出て、そこで保護者と一緒に裏門から出ていただく予定です。50周年の余韻に浸る間もなく下校してもらうことになりますが、当日の日程も非常に詰まっているため、ご協力をよろしくお願いいたします。



始業式終了後、さっそく音読発表会の練習に取り組む学年もありました。週に1回の授業日しかない補習校は本当に時間がなく、1分1秒が大切になってきます。音読発表会もあと3週間先ですが、練習できるのはあと2日しかありません。今年は節目の年でもあり、例年にないくらい多くのお客さんが見に来られるため、子どもたちも先生方も例年以上に張り切っているようです。どんな発表会になるか楽しみにしていてください。



さて、ベゴニアの今週号にも書いていましたが、後期スタートに合わせていくつかお願いがあります。
まず保護者控室ですが、今まで多目的室を使用していましたが、後期から隣の理科室にします。多目的室は学年合同の授業を実施するときに使用しますので、ご協力をお願いします。
また朝の登校時や下校の際に、正門前で車を停めることはご遠慮願います。これは45年前、ここに校舎を建築するにあたり、地域の皆さんと約束したことの一つらしく、今までずっと守られてきたことだそうです。今後も近隣の皆さんとの良好な関係を作るためにも、ご協力をお願いいたします。
最後に補習校職員室側の校舎入口ですが、ここは基本的に通行禁止となっております。正門側か運動場側の出入り口を利用してください。なお、補習校職員室前には漢字プリントや補習校図書がありますが、そちらは自由に使用していただいて構いません。出入り口のみ使用しないよう、ご協力をお願いします。



11月16日(土)
補習校25回目の授業日、音読発表会を2週間後に控えこの日から体育館には舞台を設置しています。例年、舞台は使用していないのですが、本年度は音読発表会の後に「創立50周年記念式典」が実施されるため、舞台を設置しての発表となります。いつもとは違う音読発表会、また来賓の方々も例年とは比べものにならないくらいたくさんの方が来てくださる予定のため、子どもたちも先生方も気合が入っているようです。ただ週に1回の授業のため、どうしても練習時間が限られてしまいます。時間を有効に使いながら、この日も体育館だけでなく外で練習したり多目的室を使ったりと、工夫しながら取り組んでいました。11月30日、いい発表を見せられるといいですね。






音読発表会の練習に取り組みながらも、普段の勉強も補習校ではしっかり頑張っています。特に毎日取り組まないといけないものは「漢字の練習」、この日も各学年で新出漢字に取り組んでいました。日本では小学校6年間で1000文字を超える漢字を学びます。もちろんそのすべての漢字を補習校でも扱っているため、毎日のように新出漢字を学んでいます。ただ時間の関係で、なかなか習得まで学校で練習する時間はありません。学んだ漢字を習得するのは各家庭にお願いするしかありません。今週の「ベゴニア」にも書いていますが、漢字習得に関しましては、子どもたちに合わせて様々な方法が考えられます。その子に合った方法を工夫し、漢字の練習に取り組んでみてください。



さて、この日の放課後は、本年度第2回の「補習校漢字検定」を行いました。全部で13名の子どもたちが参加してくれました。読み・書きのテストで30分で終わりますが、どの子も合格目指して時間いっぱいまで頑張っていましたよ。合格者(80点以上)の子には、学校から「合格証」を渡す予定です。第3 回は2月15日、この第3回から小学1年生も受検することができます。ぜひたくさんの人たちに挑戦してほしいと思います。また補習校職員室前には、漢字のプリントも準備しています。これはだれが持って帰っても構いません。このプリントを使いながら、しっかり漢字の練習にも取り組んでみましょう!


さて、今週の土曜日(11月23日)は、昼から体育館で「日本語スピーチコンテスト」が実施されるため、放課後の体育館の使用はできません。バスケットクラブの子たちは、しばらく体育館で練習できない日が続いて申し訳ありませんが、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いします。
11月23日(土)
補習校26回目の授業日、来週、音読発表会を控えていて、しかも本年度はブラッセル日本人学校50周年記念式典が音読発表会後に開催されるため、今までにないくらい多くの来賓の方が来てくださる予定です。子どもたちだけでなく先生方も気合十分で、一生懸命練習に励んでいるところです。また本年度は、今までとは違うステージを使った発表となります。写真からもわかるように、この日の練習も実際にステージで全学年取り組んでいました。とはいえ、週に1回の補習校です。この日は覚えていたセリフも、1週間後には忘れてしまう・・・といったこともよくあります。その辺りのことを大目に見ながら、来週は優しい気持ちで発表会を見てあげてください。今週はもう一度、自分のセリフの練習をして、来週の発表会に備えてくださいね。



さて、音読発表会直前とは言えども、国語や算数の勉強もしっかり頑張っています。小学部2年生では、国語の説明文「紙コップ花火の作り方」で学んだことを生かし、「紙コップけん玉」を作りました。説明文をしっかり学ぶことで、最初に何をするのか、次に何をすればいいのかが明確になります。国語の教材文の学びを実生活にしっかり生かすことができていました。紙コップけん玉、とても楽しそうでした。



昼からは日本人会の「スピーチコンテスト」です。みんなしっかり日本語を学び、様々な観点から日本の素晴らしさや、ベルギーと日本の交流について語ってくれました。また、途中のアトラクションであるコーラスあじさいの歌では、補習校の子どもたちもたくさん参加し、頑張ってくれました。素晴らしい歌で感動しました。ステキな歌声、ありがとう!



さあ、今週はいよいよ「音読発表会」です。今までの練習の成果を発揮し、素晴らしい発表を見せてください。本番に強い補習校の子どもたちです。期待してますよ。
11月30日(土)
補習校27回目の授業日、いよいよ本年度最も大きな行事である「音読発表会&創立50周年記念式典」の日となりました。1週間に1回しか練習する時間が取れないため、補習校では、先週までバッチリだったのに今週になれば・・・なんていうこともよくあります。先生方もそれがわかっているからこそ、当日の最後の練習が非常に貴重な時間となり、わずか10分ずつでしたが、本番通り一生懸命練習に取り組んでいました。子どもたちの目の輝きも違って見えました。きっと本番、今までにない発表を見せてくれることでしょう。



さていよいよ本番、式典を後に控えているため、今年の発表会にはたくさんの来賓の方が来てくださいました。理事長や補習校委員長には普段から見ていただいた音読発表会でしたが、その他の理事の方や大使館の方々にとっては初めて見ていただく補習校の音読発表会、ただ今年は例年以上の気合の入れ方で、どの学年も本当に素晴らしい発表ができていました。メッセージ性が強い学年もあればユーモアを交えながらの発表を行ったり、読む以外にも呼びかけや歌、劇なども取り入れたりと、本当に創意工夫あふれる補習校らしさいっぱいの発表会だったと思います。終わった後の子どもたちの満足そうな笑顔がとても印象的でした。保護者の皆さん、観覧していただき本当にありがとうございました。









音読発表会に引き続き、「ブラッセル日本人学校創立50周年記念式典」を開催しました。これは全日の子どもたちにも参加してもらうため、保護者の皆さまには玄関ロビー等に設置したモニターにて見ていただくという形をとらせていただきました。音声の不具合等でなかなか聞き取りづらいところもあったと聞いています。本当に申し訳ありません。いつか録画したものをホームページで公開したいと考えています。また会の中では、駐ベルギー日本国大使館特命全権大使の三上正裕様をはじめ、たくさんのお祝いの言葉をいただきました。ありがとうございました。さらに日本からは、ブラッセル日本人学校同窓会の方より校旗を贈呈していただきました。あらためてお礼を伝えさせていただきます。ありがとうございます。補習校は今年度で50年という節目の年を迎えましたが、これからの歴史を作り上げていくのは今の在校生の皆さんです。今後60年、70年、そして100年と、新たな歴史の一歩を歩んでくれることを期待しています。ブラッセル日本人学校、50周年おめでとうございます!


