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9月7日(土)

 子どもたちが楽しみにしている「全校遠足」が素晴らしい天気のもと、実施されました。前日はずっと雨でどうなることかと心配していたのですが、子どもたちの願いが天に届いたのか嘘のような晴天、予定通り実施することができて本当に良かったです。

 本年度は小学部で多くの保護者の皆さんがボランティアとして遠足に参加してくださいました。お忙しい中、本当にありがとうございました。ボランティアの皆さんが、子どもたちが危なくないようにと、常に見守ってくださったおかげで、大きなケガもなく、笑顔で遠足を終えることができました。

 また、朝の時間はいつもよりちょっとだけ早く出発することになり、そのために保護者の皆さまには登校時刻を早めるなどのご協力いただき、ありがとうございました。出発のバスが遅れるなどちょっとしたハプニングはありましたが、どの学年も予定していた活動はすべて取り組むことができ、本当にいい遠足になりました。

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 さて、本年度の小学部1~3年生は「ケッセルロー公園」です。私も初めてここに行きましたが、たくさんの木々と湖があって、自然に囲まれた素晴らしい公園です。多くのアスレチックがあり、また動物なども住んでいて、ゆったり過ごすことができるとてもいい公園でした。

 1年生は主にアスレチックを楽しみました。ただアスレチックとはいってもいろいろな遊具があって、子どもたちもくたくたになるまで遊んでいたようです。ちょうど昼ご飯が終わったころに見に行った時には、それぞれが想像力を膨らませながら、「ここ、落ちたらワニに食べられるぞ」といいながらアスレチックの丸太やロープを渡っていました。さすが子どもたち、遊びの天才ですね。

 2年と3年は交代にボートと自転車を楽しみました。ボートは初めての子が何人かいて、最初は恐る恐る漕いでいたようですが、すぐに慣れて最後の方はうんとスピードもあがっていたようです。また自転車は踏切や信号機があるコースが用意され、遊びながら交通ルールを学ぶこともできてよかったです。交差点では保護者のボランティアの方がきちんとルールを守っていくよう交通整理までしてくださいました。おかげで接触事故等もなく、無事に終わることができました。ありがとうございました。

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 さて、小学部高学年と中学部は「ホフスタッド」に行きました。ここでは主にアスレチックに挑戦です。とはいえ、意外と高い木と木の間をロープで移動するなかなか難易度の高いアスレチックとのこと。高所恐怖症の私は話を聞くだけでゾワッとしてしまいました。

 アスレチックは係員の方がしっかり説明して、またケガ等がないように命綱をつけてくれます。その係員の方の説明が全てオランダ語だったのですが、そこは補習校の素晴らしいところ、オランダ語ができる子どもたちが日本語に訳してみんなに伝えてくれました。

 アスレチックはなかなか難しく、また恐怖もあって足が止まってしまう子もいたそうですが、保護者のボランティアの方が「そこに右足をかけて!」「そのロープを左手で持って!」と下からアドバイスを送ってくださり、無事に進むことができたようです。本当にありがとうございます。

 昼ご飯を食べた後は、大きな芝生でみんなでレクレーション。ボール遊びや長縄で楽しみました。初めて補習校に参加した転入生の子も、すぐに友達ができて楽しんでいたようです。

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 さて、遠足が終わったら、前期の学期末へと勉強も難しくなっていきます。また10月20日に行われる「マロニエ祭」に向けて準備も本格化します。さらにさらに、11月下旬に予定されている「ブラッセル日本人学校周年記念行事」や「補習校音読発表会」に向けても動き出します。今年の秋は本当に盛りだくさんの忘れられない秋になりそうです。

9月14日(土)

 本年度補習校17日目の授業日です。

 今朝は10月20日に実施予定のマロニエ祭に向けて古本回収が行われました。朝早くから全日PTAのマロニエ委員の皆さんが本の回収に来てくれました。また補習校も多くの方が本を片手に登校してくださったようで、たくさんの古本が集まってきたようです。古本市はマロニエ祭の目玉企画の一つであり、例年、この古本市を楽しみにしているという方もたくさんいるようです。ベルギーで日本の本にはなかなか出合うことができません。このような機会にたくさんの本と出会い、しっかり読んで、日本語の力をのばしてほしいと思います。

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 さて、全校遠足が終わったので、気持ちが勉強から離れていってしまわないかと心配していたのですが、どのクラスも一生懸命授業に取り組んでいる様子が見られて、本当に良かったです。

 小学部3年生は「漢字の組み立て」に関する勉強です。「へん」や「つくり」の意味などを調べ、実際にどのような漢字があるかを漢字辞典を使って確認しました。

 3年生だけでなく、他の子どもたちに聞いても、日本語の習得で最も苦労するのが「漢字」だそうです。でもこれはベルギーだけのことではありません。日本でも同じで、1年間で200字近く出てくる新しい漢字を、子どもたちは必死に覚えています。ただ漢字を覚えるのもいろいろなコツがあり、今回の授業のように漢字に込められた意味を理解しながら覚えると、格段に理解が深まるそうです。今日の勉強が少しでも漢字を覚えるのに役立つといいですね。

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 小学部2年生の国語は、説明文「どうぶつ園のじゅうい」について学んでいます。一方のクラスでは映像を見せながら、またもう一方のクラスでは実際にぬいぐるみを使いながら、どのように動物のお世話をしているのかを読み取っていました。動物のお話なので興味があるのか、どちらのクラスも目をキラキラさせながらh無しを聞いていたのが印象的でした。

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 さて、この日は多目的室で、日本人会主催の保護者向け「ヨガ体験教室」が実施されていました。昨年度から、このように補習校保護者が待っている時間を利用したイベント等が何度か行われています。本当にありがたいことです。この日も多目的室でお父さんやお母さん方が、子どもたちに負けじと一生懸命体を動かしていましたよ。外から見ただけですが元気をもらえた気がします。

 来週の放課後は13時よりPTA懇談会です。先週、PTAからのメールであったように、来年度の役員を決める大事な会議となります。ぜひ出席のほど、よろしくお願いいたします。

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9月21日(土)

 本年度補習校18日目の授業日です。

 ちょうど1か月後の10月20日にマロニエ祭を控えていて、そのための準備や練習が少しずつ本格的になってきました。どのようなお祭りになるのか、今からワクワクしています。

​ さて、ベゴニアの今週号にも紹介していますが、補習校は土曜日だけの授業ではあっても、国語と算数・数学で様々な取組をしています。その様子を掲示する「補習校の掲示板」も、校舎内にはいくつか準備しています。1階には小学部2年「夏休みの日記」、2階には小学部3年「遠足俳句」、4年「夏休み新聞」が掲示してあります。子どもたちの頑張った作品もどうぞ見てあげてくださいね。また全日制の子どもたちがつくった掲示物も、校舎内には所狭しとたくさん掲示してあります。土曜日に来校した際には、補習校だけでなく、全日の子どもたちの作品もぜひ見て帰ってください。

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 さて、秋になって気候もよくなったせいか、(というより夏はあったのかという感じですが)今日はたくさんの子どもたちが外で遊んでいました。約20分という短い休み時間ですが、それぞれ思い思いに遊んでいる姿を見ていると、こちらまで心が温かくなるようです。しばらくしたらまたあの厳しい寒さがやってきますが、それまでは思いっきり遊んでくださいね。

​ また、遊びの中で子どもたち同士でコミュニケーションをとり、日本語の力も伸びていきます。休み時間も学べることがたくさんありそうですね。

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 中学部は定期テストを控え、子どもたちも真剣に勉強に取り組んでいます。回った時には中1と中2が友達と教え合いながら復習に取り組んでいました。おそらく今週あたりから10月中旬くらいまでテストが続くと思います。1点でもいい点数を取るために、しっかり頑張って勉強してください。

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9月28日(土)

 本年度補習校19日目の授業日です。

 本校では~「わかった」「できた」「来てよかった」の笑顔あふれる補習校~という目標を設定し、先生方も日々わかりやすい授業を目指して頑張っています。ベゴニアにも書いていましたが、今週からは「相互授業参観」の取組が始まりました。これは1時間だけですが代講の先生に入ってもらい、その時間に他の先生方の授業を見ながら様々なことを学び、自分のこれからの授業改善に生かしていこうという取組です。この日が1回目で1・2年生の先生方が他のクラスを回りながら、多くのことを学んでいたようです。また、放課後には本年度新しく導入された「デジタル教科書」や「電子黒板」、また国語の授業についての研修を行いました。このような取組を通して、少しでも「わかった」の笑顔あふれる補習校にしていきたいと考えています。保護者の皆さまも「相互授業参観」に対するご理解とご協力、よろしくお願いいたします。

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 上の研修のところにも書きましたが、昨年度から「デジタル教科書」、また本年度からは台数こそまだ2台しかないのですが「電子黒板」を導入し、子どもたちがより理解できるようと努めています。たとえば6年の「やまなし」のお話では、このデジタル教科書を使用すると、話に出ている「幻燈」や「カワセミ」の様子が、解説とともに動画で見ることができます。また電子黒板を活用し、3年生では単元テスト終了後、実際に大きなモニターの画面にテストを映し、タッチペンで画面に書きながら説明していました。このように最新のICT機器を活用しながら、授業に取り組んでいるところです。 

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 小学部2年生は国語の「ことばあそび」の単元で、「カルタ取り」に挑戦していました。学年合同でみんなで楽しそうに取り組んでいました。ただカルタの中に出てくる言葉も、なかなかわからないような難しい言葉もあって、先生方がその都度、説明を加えながらカルタ取りを行っていたようです。初めての経験でなかなか取れない子もいたようですが、それでもみんなの笑顔があふれていてよかったです。

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 さて、次の授業日は10月第1週のため全校朝会を行いますが、周年記念行事で使用する「人文字」をみんなで作成し撮影する予定です。今年は補習校50周年という記念の年のため、みんなで「50」という文字を作ります。8月の時と同じように、9時から外で全校朝会を行い、そのまま人文字を作りますので、遅れないように登校をお願いします。

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