
diary

2月4日(土)
3日は節分、4日は立春、日本からの「鬼は外、福は内」の声が聞こえてきそうです。この日は立春ということで、暦上は「春」になりますが、九州から来た私にとっては春はまだまだほど遠く、寒いつらい日が続いています。
月初めの全校朝会では、「心の中の鬼」の話をしました。朝寝坊の鬼、宿題忘れの鬼、ついつい後回しの鬼・・・話している時にうなずきながら聞いている子も何人かいたようです。そのような鬼が早く心の中からなくなるといいですね。1,2年生は全日のお友達が書いた「心の鬼」を読んで、ちょっとの時間ですが「鬼ごっこ」で楽しみました。このような日本の遊びを体験できることも、補習校の良さの一つでもありますね。
さて、本校では中学部を卒業した生徒たちの勉強会というものが不定期ではありますが行われています。毎回4~5人の生徒さんが集まり、先生の指導の下、小論文の書き方等を学んでいるようです。その卒業生たちが、今日から勉強会の前後にボランティアで学級に入ることになりました。学習につまずいている子や、何をしていいかわからない子にそっと寄り添いながら支援をしてくれていました。今後もこのような形で授業のお手伝いをしてもらう予定です。卒業生の皆さん、どうぞよろしくお願いします。
小学部4年生の国語は、説明文「ウナギのなぞを追って」で学んだことを生かし、「ウナギすごろく」に取り組みました。タマゴからレプトセファルス、シラスウナギと成長する中で、他の魚に食べられたり人間が仕掛けたやな漁でとらえられたりと、どんどんウナギの数が減っていきます。すごろくとは思えないようなリアルな設定に子どもたちも大興奮!しかも国語で学んでいるだけあって、なぜここでウナギが減っていくのかちゃんと理解できていているので、とても楽しそうでした。ネットでも探せるみたいなので、興味がある方はぜひ・・・
小学部6年生では、卒業前に人生を語ってほしい・・・というリク
エストに応じて、私(校長)の子どものころから教師を目指すように
なった話をさせていただきました。とはいっても尊敬するわが心の師
匠、故アントニオ猪木と献血の話がほとんどでしたが・・・こんな話
を一生懸命聞いてくれる6年生ってかわいい💖ということで、みんな
一緒に「1,2の3、だあっーー!!!」
午後からは4月から入学予定の児童に向けた「入学説明会」です。
お忙しい中、約40組のご家族が来校してくださいました。みんな希
望に満ち溢れた、キラキラした目で話を聞いてくれました。4月から
一緒にお勉強できるの楽しみに待っているからね。













2月11日(土)
暦は2月中旬ですがブラッセル日本人学校には大きなひな人形が
飾られました。写真で伝わるかな、この大迫力・・・補習校の子ど
もたちも興味津々で眺めていました。まだご覧になっていない保護
者の皆様、ぜひ玄関ロビーに見に来てくださいね。
さて、小学部5年生の算数では「円を使って多角形をかこう」という授業に取り組んでいました。「現地校でもちょうどここをやってます」という子も何人かいて、コンパスを上手に使いながら様々な多角形を書くことができました。算数の図形は、こうやって書いてみると規則性があってとてもきれいに書けるんですよね。子どもたちも自分の力で書きあげた多角形に満足しているようでした。
中学部2年では、国語で、太宰治作「走れメロス」の作品を勉強しています。今日はそのまとめとして、「太宰治はこの作品を通して何を伝えようとしたのか」について子どもたちで話し合っていました。私が見に行った時は「真の勇者とは?」という話題で盛り上がっているところでした。私も小学生の低学年でこの話を読んだのですが、その頃のことは鮮明に覚えています。自分を信じてくれる友人のために自らの命を捧げるメロスの行動に、衝撃をおぼえた記憶があります。補習校の子どもたちはどんな風に感じているのでしょうか?
午後は本年度最後の漢字検定です。今回から1年生の参加もできるようになったため、1年6名を含めた16名での挑戦です。100点がとれるといいね・・・また、来週の午後はANA航空教室が開催されます。詳しくはベゴニアをご覧ください。







2月18日(土)
いよいよ卒業まであと1か月とせまってきました。補習校の授業も今日を入れて残り5回です。1時間1時間を大切にしながら授業に取り組んでほしいと思います。今朝は本年度3回目の読み聞かせです。この1年で約20名の保護者ボランティアの方が来校し、子どもたちにステキな読み聞かせをしてくださいました。また、読み聞かせサークル「和」の方も、紙芝居のセットまで準備して、中学部を中心に読み聞かせをしてくださいました。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
さて、中学部では今週から来週にかけて、期末試験に取り組んでいる学年が多くなりました。私もすべての学年の試験を一度解いてみましたが、これがなかなか難しい・・・今日、試験中のクラスを回ってみたところ、難しそうな顔で取り組んでいる子もちらほらと見受けられました。日頃の勉強の成果が発揮できるといいですね。
小学部4年生の国語では「調べて話そう 生活調査隊」という授業に取り組んでいます。これは、日常日活の中からグループで話題を決め、他の学年にアンケートをお願いし、まとめていこうという学習です。「好きなスポーツは何ですか?」や「好きな日本食といえば?」などの質問をしては、みんなに手を挙げてもらっていました。今後どのようにまとめていくのか楽しみです。
さて、今日の一番の話題は「放課後だけど、ようこそ先輩!」で実施した「ANA航空教室」、子ども保護者を合わせて160名以上の参加者がありました。ANAブラッセル支店から支店長である上田様を始め、全部で6名の方が来校され、1時間半もの間、仕事について熱く語ってくださいました。途中クイズなども交えながら進めてくださったため、みんな集中して最後まで一生懸命聞いていたようです。飛行機を安全に飛ばすという使命に誇りをもって取り組んでいる皆さんの思いが伝わり、本当にいい時間となりました。将来、補習校の子どもたちの中にも、このような国際的に活躍する企業で働いてみたい・・・という思いがきっと膨らんできたと思います。また帰り際には、ANAのボールペンまでいただきました。本当にありがとうございます。そして、これからも日本とベルギーを繋ぐ唯一の直行便、よろしくお願いします。


















2月25日(土)
本年度の補習校の授業も残り4回、小学部6年と中学部3年は、忙しいまとめの授業の合間を利用して、卒業式の練習に取り組んでいます。人生一度きりの卒業式、ステキな式にしたいですね。
さて、中1の数学は体育館で紙飛行機とばし・・・・いやいや、あそんでいるわけありません。数学の学習で「度数分布表」を作成していたのです。これを作ることで一目でどの飛行機がどのくらいの飛距離を出すのかがわかります。ただ紙飛行機を飛ばすのって楽しいですよね。ついつい勉強を忘れて心から楽しんでいる様子を見ていると、こちらまで笑顔になりました。
小学部1年は算数の「たしざんとひきざん」の勉強です。問題文を読んで、何の式になるのかを考えます。1年生はいつもそうですが、よく手が挙がり、発表も意欲的な子が多いです。これからもどんどん進んで発表しながら勉強に取り組んでくださいね。
小学部3年は国語の「ちいちゃんのかげおくり」の学習に結び付けながら、校長が平和学習を行いました。「この世から戦争を無くすために自分ができるのは何だろう」という問いに、「友達に優しくする」「世の中にある武器を無くす」「けんかをしない」など、たくさんの意見が出ていました。思いやりのある、平和な世界をつくっていきたいですね。








