12月2日(土)
師走です。1年が経つのって本当に早いものですね。12月はこの日も入れて3回の授業で終了です。1回1回の授業に集中してしっかり勉強をしてほしいと思います。
さて、この日の全校朝会では、全校写真の撮影を行いました。200名以上にもなる補習校の全体写真を撮ることなんて1年に1回のみ。この写真は年度末にお配りする「学校文集」の表紙として使う予定です。なかなか小さくて、一人ひとりの顔まではわかりづらいところもありますが、補習校の雰囲気は伝わると思いますので、出来上がりを楽しみにしていてください。さてこの学校文集の申し込み用紙ですが、2日の授業日に子どもたちに渡しています。中には毎年数冊購入して、日本にいるおじいちゃんやおばあちゃんに送っている、という方もいらっしゃるようです。購入希望冊数を書いて、12月16日までに学校へ提出するようにお願いします。
さて、ブラッセル日本人学校では、今、玄関ロビーに大きなクリスマスツリーが飾られています。全日制のPTAの方が飾ってくれたのですが、やはり子どもたちも興味があるのか、よく見に来ていました。またこのツリーの前で、学級写真を撮っているクラスもたくさんありました。日本では、この時期はクリスマス一色ですが、ベルギーの子どもたちにとっては、どちらかといえば、12月6日の「サン・二コラの日」の方が思い入れがあるのかもしれません。今年はどんなプレゼントがくるのでしょうか、楽しみですね。
小学部2年生では「目指せ九九名人!」と称し、九九をマスターするために、九九道場を開いたり、九九かるたを学習に導入したりと、工夫した取り組みが行われています。九九は今後様々な計算に活用される機会が多く、現地校やインターでの学習にも、九九を覚えているとずいぶん役に立つと聞いています。いろいろな計算に活用できるようしっかり覚えましょう。
さて、次の授業日である9日は、多目的室にて日本人会主催の「女性の健康相談&セミナー」が実施されます。10時30分から、場所は多目的室とその奥の学習室です。事前の申し込みが必要ということでしたので、申し込みをされた方は遅れないように多目的室に来るようお願いします。
また、日本の正月デーの申し込みは、今度の授業日の9日までとなっています。まだ申し込みをされていない方は、忘れないように学校まで提出をお願いします。
12月9日(土)
2023年の授業もあと2回となりました。今日で書き初め会の締め切りです。詳しいことについては本日配信している「ベゴニア」に書いていますが、正月遊びも入れて126人もの申し込みがありました。たった1日ですが、日本のお正月を思いっきり楽しんでもらえるといいですね。このようなたくさんの参加者がいますので、この日には保護者の皆様にもボランティアとして活躍してもらう予定です。12時15分に体育館でどのようなことをしてもらうのか話をした後、体育館の準備に取り掛かります。ご協力をよろしくお願いします。
さて、本日は日本人会主催の「女性の健康相談&セミナー」が実施されました。日本人の医師の方が、わざわざドイツから来て話をしてくださいました。ありがとうございます。ドイツにしてもベルギーにしても、遠く日本から離れて頑張っているお父さんやお母さん方を少しでも応援できるような環境が整うといいですね。日本人会の皆さん、ありがとうございました。
さて、6年生は「比例」の授業の中で、グラフから様々なことを読み取るといった学習に取り組んでいました。比例は慣れてくると、実生活の中でもたくさん利用することができます。もともと算数はすべてが生活の中に生きている学習なんですよね。そういうこともこの学習から身をもって体験してくれたら嬉しいです。子どもたちはグループに分かれて様々な生活場面での比例を出し合い、式やグラフにして学んでいました。
小学部1年生は、年が明けて実施する「お店屋さんごっこ」の準備をしていました。日本ではこの学習は「生活科」で取り組むことが多いのですが、本校では国語や算数として実施します。売りたいものをしっかりひらがなやカタカナで表記し、値段を決めて売らなければなりません。国語や算数の力も求められます。子どもたちは生き生きと、嬉しそうに準備をしていました。
さて、今度の授業が2023年最後となります。学校文集の申し込みの締め切りにもなっていますので、まだ申し込みをされていない方はお忘れなくお願いします。
12月16日(土)
あっという間に2023年の授業も終了です。月日の流れは年を追うごとに非常に早く感じてしまいます。さて、明日から補習校は冬休みということもあって、今年を振り返る意味でも、全校朝会で「しっかり反省しながら新たな目標を立てること、そして周りに人に感謝すること」という話をしています。できたこと、できなかったことをしっかり振り返りながら、来年、さらに大きくジャンプアップする力へとつなげてほしいと願っています。冬休みは年末年始を控え、何かと忙しくなるとは思いますが、冬休み明けにすぐ、「校長先生の漢字テスト」が控えています。ぜひ合格目指して頑張ってほしいと思います。
さて、中2では国語の「魅力的な提案をしよう~資料を示してプレゼンテーションをする」という単元に合わせて、毎年、次年度の遠足の候補地について話し合いをしています。本年度もいくつかの候補地が上がりましたが、今年は来年度中学生に上がる6年生に聞いてもらおうと、パワーポイントで資料を作成し、6年教室でプレゼンを行いました。3グループに分かれての提案だったのですが、どのグループも、遠足の目的等もしっかり述べながら、また候補地の魅力もしっかり伝えられてとても素晴らしいプレゼンを行っていました。予算等との兼ね合いもあってまだ決定はされていないのですが、しっかり参考にさせてもらおうと思います。中2の皆さん、ありがとうございました。
小5の国語の単元に「たずねびと」というものがあります。これは広島が舞台の話であり、原爆で被害にあった身元がわからない女の子のことについて書かれた物語です。私が長崎出身ということもあり、今日はその「たずねびと」の話をたどりながら、原爆や戦争について語らせてもらいました。昨年はウクライナのことが中心となったのですが、今年はイスラエルの話も加わって、改めて平和の大切さを感じながらの授業となりました。子どもたちもとても真剣に半紙を聞いてくれて、授業後の感想には「戦争のない平和な世の中を自分たちが作っていかなければならない」といった力強いものもあり、頼もしく感じました。早くこの世から戦争や紛争が亡くなり、みんなが安心して暮らせる世界になってほしいと強く願います。
さて、ベゴニアには書いていますが、年が明けた1月6日は「お正月デー」、正月遊びや書き初め大会が体験できます。またその次の週の1月13日には「餅つき大会」、特に餅をつくことができる中3の皆さんにとっては、これまた楽しみなのではないでしょうか?
2023年、本当に保護者の皆様にはお世話になりました。また来年もよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。