
diary
7月6日(土)
令和6年度13回目の授業日、この日が前期前半最終日となります。子どもたちはようやく夏休みを迎えるということもあり、ややテンションが高めの全校朝会となりました。ただ現地校やインターでは、すでに夏休みに入っている子も結構いるため、最終日は欠席者も多く、全員揃って前期前半の最終日を迎えられなかったことは残念です。朝会では、大谷翔平選手の「目標シート」を使いながら、補習校に来る目的や意味について再度、話をしました。夏休み期間中にも、日本語を学ぶモチベーションが落ちてしまわないように、家庭でもその目的や意味について話をしてもらえればと思います。
その後に、この3カ月を振り返りながら、自分の学校での様子について自己分析をしてもらいました。特に「宿題をきちんとしている」「学校のルール(特に日本語しか話さない)はきちんと守っている」の2項目については、やや手が挙がる人が少なかったように感じます。前期最終日の終業式にも同じことを聞きますので、今度はしっかり自信をもって手が挙がるように頑張ってほしいです。



さて、最近多くの学年で「合同学習」を実施していることはすでにお伝えしていましたが、この日は5年生や4年生の算数で、合同授業を実施していました。このような「補習校型チームティーチング」により、複数教員の支援が可能となり、より多くの目で子どもたちを指導することができるようになります。T2の先生も交えながら、これからもたくさんの目で子供たちの成長を見守っていければと思います。




さて、今日のメインイベントは放課後に実施した「落語ワークショップ」かもしれません。日本人会主催で補習校と全日に通うお子様がいる家庭限定のイベントで、日本から春風亭昇羊さんという若手の落語家さんが来校し、楽しいお話や落語の仕草などを教えてくださいました。落語によく登場するそばをすするシーンなども教えていただき、子どもたちも大興奮!笑顔いっぱいのあっという間の1時間半でした。最後にはいくつか本物の落語も見せていただき、貴重な体験となりました。春風亭昇羊さん、本当にありがとうございました。






さて、補習校の前期前半はこれにて終了、いよいよ夏休みを迎えます。朝会の中でも話をしたように「自分の身は自分で守る」ことを忘れず、病気やけがに気をつけて楽しい夏休みをすごしてくださいね。前期後半は8月24日スタートです。夏休み期間中も日本語の力が落ちないよう、宿題や読書に取り組んでくださいね。それでは楽しいバカンスをお過ごしください。
8月23日(土)
長かったバカンスも過ぎてしまえばあっという間・・・ニュースによると日本は記録的な暑さだったようですが、ベルギーは本当に涼しくてすごしやすい夏でした。夏休みはいかがでしたか?ゆっくり休むことができたでしょうか?さて、本日から「前期後半」のスタートです。この日のスタートは全校朝会、オリンピックの話に絡めながら、努力することの大切さについて話をしました。特にこの日は夏休みの学習の成果を見る「校長先生の漢字問題」を実施する日です。しっかり勉強して、日本語の力をどんどん伸ばしてほしいと思います。
また朝会後には「補習校親父の会」の西川さんのご協力を得ながら、ドローンで全校写真の撮影を行いました。この写真は、11月30日に実施予定である「日本人学校周年記念行事」の際に、パンフレットや記念品の中に使用させていただきます。天気も良く、いい写真がたくさん撮れました。西川さん、ありがとうございました。



さて前期後半が始まったばかりですが、各教室ではさっそく「校長先生の漢字問題」に取り組んでいたようです。ベゴニアにも書いていましたが、最後の1問まで頑張って書こうとする子がたくさんいて本当に感心しました。ベルギーでの学校では夏の間は宿題がないところが多いと聞きますが、そのような中でもしっかりと漢字の練習に取り組んだ子がたくさんいて、とても嬉しく思います。そうやって努力した子は、きっと何かを得ることができる、私はそう信じています。これからもいろいろなことに最善を尽くし、頑張ってほしいと思います。応援しています。



さて、9月7日は全校遠足が予定されています。補習校唯一の校外学習です。詳しいお知らせ等は各学年から来週までに出されると思いますが、出発時刻が早いため学校に遅れないように注意してください。詳しくはベゴニア14号を確認してください。あとは晴れることを祈るのみ・・ ・
8月31日(土)
本年度15回目の授業日、8月も今日が最終日です。ベルギーは日本と比べると暑さもそれほどでもなく、特に今年は肌寒く感じることもあって、本当に夏が来たの?という感じのまま、9月になろうとしています。
さて、夏休みが明けてから急に体験入学に来る児童・生徒が増え、この日も10名近くのお子さんが体験入学に来てくれました。今は250名に迫る勢いです。45年前に1度だけ、補習校の人数が全日よりも多い年があったと聞いていましたが、本年度は補習校が全日の児童数を44年ぶりに上回っており、嬉しい限りです。50周年を迎えるにふさわしい一年になりそうです。人数が増えているということは、補習校の役割が大きくなっている証拠ですね。これからも期待に応えられるよう、頑張っていかなければ・・・と、気が引き締まる思いです。
さて、何度かベゴニアやホームページでもお知らせしているように、本年度は学年合同の授業を行ったり、T2の先生に入ったもらったりしながら、複数の目で子どもたちを見るように心がけています。今日の5年生でも、合同で算数や国語の授業を実施していました。写真はそのうちの一つ、国語「新聞を読もう」の授業です。タイムリーなことに、国語の教科書には、オリンピックで大活躍した柔道の阿部兄妹のことが書いてあり、記事の違いについてみんなで考えることができました。子どもたちも先日のオリンピックの記憶で残っていたためか、活発な話し合いを行うことができました。



1年生も国語の合同授業です。「やくそく」というお話をみんなで聞きながら、登場人物や話のあらすじを確認したりしていました。子どもたちはみんな一生懸命話を聞いていましたよ。昨年度から導入されたデジタル教科書も大活躍です。



さて、9月7日は1年に1回のお楽しみである「学年遠足」です。ベゴニアでもお知らせしたように、朝は9時に出発する学年もありますので、朝の時間に遅れないようにご協力をお願いします。普段の補習校では味わえない体験がたくさんできると思います。あとは晴れることを祈るのみ・・・