
diary

8月27日(土)
約2か月にわたる長い夏休みが終わりました。今年の夏はどうでしたか?行動制限もとれ、もしかしたら久しぶりに日本に帰ったよ…なんて子も多かったのではないでしょうか?少しずつ、コロナ前の世界に戻りつつあるようで、とても嬉しく思います。
さて、今日から前期後半のスタートです。まずは夏休み前にみんなと約束した「正しい判断のもと、自分の命は自分で守ること」を全員が守り、大きなケガや病気もなく元気な姿を見せてくれたことを大変うれしく思います。前期後半は約2か月しかありませんが、日ごろの頑張りを評価してもらう大事な時期です。今までの努力が実となる、まさに「実りの秋」を迎えることとなります。しっかり頑張って、ステキな実をたくさん実らせてくださいね。
そのあとに新しく入ったお友達の紹介をしました。本年度、260名でスタートした補習校、そのあと数人の入れ替わりがあり、今は247名とちょっぴり減ってしまいました。ただ、今後体験入学を終えて入りたいという子も何人か控えています。どんどん新しい仲間が増えてくれるといいですね。
さて、今日は全日制の運動会がカリプソ競技場で実施され、私も途中から参加するため、なかなか他の授業は見て回れませんでした。そのような中で、中2のクラスには1時間だけ時間をもらい平和学習を行いました。原爆投下直後の8月9日の様子だけでなく、ウクライナをはじめとする今現在の戦争や紛争についての学習を行いました。今もたくさんの核爆弾が存在していること、アフリカなど報道されていないところでたくさんの紛争が起きていること、また中には女性や子どもまで兵士として戦場に送られていること・・・・・知らないことがたくさんあって、子どもたちなりに考えることもまたたくさんあったようです。そんな中で「自分たちにできること」を考えさせましたが、何もないように見えて、実はこうやって事実を知るってことも大切なことなんですよね。もっともっと世界のいろいろな出来事に目を向けてほしいとおもいます。
この平和学習を終えて、ちょっとだけ他のクラスも見て回りましたが、どの学級も初日で気合が入っていたのか、みんな集中して頑張っていました。
最後に全日制の運動会も頑張っていましたよ。ちょっとだけですが、写真で紹介します。








9月3日(土)
週間予報でもずっと雨、前日の夜も結構降っていて、半分はあきらめかけていたのですが、みんなの願いが天の神様に届いたのか見事に雨もやみ、学年遠足を実施することができました。補習校は土曜日の午前中4時間授業のため、勉強以外の時間を取ることができません。遊びたくてもその時間をとってあげることもできず、友達との関係を深めることがなかなかできませんでした。この遠足で思いっきり一緒に遊び、お話をして、新たな友情を築けたのではないかと思います。
小学部1~3年は「ケッセルロー公園」です。ここでは、自然の中に作られたロープや木をつかったアトラクションがいっぱい!子どもたちも楽しそうに遊んでいました。2・3年はボートにも乗ることができて大満足。昼ご飯の時間には、愛情たっぷりのお弁当を美味しそうに食べていました。普段はなかなか一緒に遊べないお友達とも、たくさん遊ぶことができ、貴重な1日となりました。また、お手伝いにきてくださった保護者の皆さま、引率のお手伝いをしてくださった全日制の佐野校長先生と養護の矢野先生、本当にありがとうございました。
小学部4~6年は「アドベンチャーパーク」です。実は先生方は他の場所を予定して下見まで済ませていたのですが、急にそこが工事に入ったため、直前でこの場所に変更となりました。ただこの公園はたくさんのアトラクションがあり、子どもたちは普段できないような、ちょっぴり勇気がいる冒険もたくさんできて大満足だったようです。全てのアトラクションに危険がないように命綱をつけて、きちんと指導を受けた後に挑戦しました。高い木の上まで登ったり、木と木の間に張られたロープを渡ったり、スライダーに挑戦したりと、様々なアトラクションに挑戦しました。ただあまりにも怖くて、中には途中で泣き出してしまう子もいたとか・・・私も高いところが苦手なので、きっと泣いていたと思います。でも、このような体験を通して、子どもってまた一回り大きくなっていくのでしょうね。
中学部は「コンセプトゥショコラ」へ行き、チョコレート作りに挑戦しました。実はこの見学先、昨年度のうちにプレゼンを行い、自分たちでこの場所を決定したそうです。さすがに自分たちで決めただけあって、みんなとても楽しそうに参加していました。
チョコレート作りでは、それぞれの個性が出ていてとても面白かったです。私はある女子グループに入れてもらったのですが、チョコの上に置くナッツや果物等も、色合いやバランスなども考えながら作っていたのですが、男子は豪快に「質より量」的な感じのものが多く、興味深かったです。
昼食は近くの公園でとりました。ただ子どもたちは食事よりも一緒に遊ぶ方が楽しいようで、ご飯はそこそこに、すぐにサッカーやバレー、野球を楽しんでいたようです。今まで、なかなか中学生の皆さんと一緒に話す機会もなかなかとれなかったので、とても貴重な時間を過ごすことができました。
大きなトラブルもなく全ての学年遠足が無事に終了しました。
来週は小5~中学部の授業参観です。皆様のお越しをお待ちしております。


















9月10日(土)
先週の学年遠足、本当に楽しかったですね。「新たな友情関係」という書き方をしていましたが、私自身もそう感じています。中学部と一緒に行ったのですが、普段なかなか話ができない子とたくさん会話ができたせいなのか、朝や帰りの挨拶の時に一言何か言ってくれる子が増えてきました。「先生、昔、野球やっていたんですか?」「肩、強いっすね」・・・半分お世辞とは思いつつも、嬉しいものです。いくつになっても褒められたり認められたりすると、何だか力が湧いてきますよね。どうぞ、これからもお子さんをたくさん認め、褒めてあげてください。
さて、今日は小5~中学部の授業参観です。お忙しい中、たくさん来校していただき、本当にありがとうございました。5年生は、「新聞を読もう」という単元で、実際に先生方が日本から持ち帰った日本の新聞を使いながら、情報を発信する工夫について考えていました。日本国内でも、情報はSNSから得ているため、新聞を読まない子も多いと聞いていますが、新聞には情報を発信するための様々な工夫が隠されています。この単元を通して、そのような工夫に気付き、上手な情報発信の力がついてくれるといいなと願っています。
小学部1年生の国語「やくそく」の話には、海を渡る蝶、と言われているマサギマダラが登場します。200キロ以上の距離を飛ぶそうです。写真や映像を使いながら子どもたちに紹介したところ、みんな興味津々に学習に取り組んでいました。こうやって興味をもつことから学習はスタートします。いろいろなことにどんどん興味をもって、調べてほしいと思います。
さて、来週は小1~小4の授業参観です。授業は11時55分からです。皆様のお越しをお待ちしております。





9月17日(土)
本日は小1~小4の授業参観です。先週は高学年でしたが、さすがに低学年の方が参観に来てくださる方は多いようで、学級によってはいっぱいで私も入ることができず、ホームページで紹介する写真もなかなか撮ることができませんでした。中学生くらいになると、見に来ることを嫌がる子もいるようですが、さすがに小4以下の学年はご両親が見に来てくださるとみんな嬉しいようで、張り切って発表する姿もたくさん見られました。がんばった子どもたちを、ぜひ褒めてあげてください。
4年生では「国語辞典の使い方」について学びました。なかなかベルギーにいると辞典をひく機会がありません。こうやって授業の中でそのひき方を学ぶのって大事ですよね。特に日本語には「同音異義語」なるものがあり、同じ音だけど漢字で書くと全然意味が違う・・・なんてことも多いです。今回の授業では「とる」という文字を使って学習をしていました。そのほかにも子どもたちが見つけた言葉をどんどん調べていました。そういえば上に書いてある「ひく」について調べていた子もいたようです。このような学習を通して、辞典のひき方を学ぶことももちろんですが、漢字の大切さにも気付いてくれると思います。意味を正しく伝えるためにも、漢字で書くって大切なんですよね。
さていよいよ来週の日曜日は「マロニエ祭」
です。今回すでに発送しているベゴニア17号
にて、補習校のブースやJSBフェスティバルに
ついてお知らせはしていますが、授業後の短い
時間を使って、その練習や準備を一生懸命頑張
っています。6年生は、JSBフェスティバルの
トリを務めてくれるのですが、先日送信したマ
ロニエだよりにも書いてあったように、体育館
で盆踊りを行うそうです。「炭坑節」「ドラえ
もん音頭」「東京音頭」の3曲を予定していま
す。写真のようなポスターも校舎に何か所か掲
示されていました。JSBフェスティバルの最後
をみんなで踊って楽しみたい・・・という6年
生の思いに応えるためにも、ぜひ飛び入りで一緒に踊ってくださいね。6年生の子たちの間に入れば、見よう見まねで大丈夫です。みんなで祭の最後を盛り上げましょう!また、先日配付した「マロニエ祭 パンフレット」は、入場するときに提示するとともに、古本市の入場券にもなっています。みなさん無くさないようにしておいてくださいね。















9月25日(日)
昨日の土曜日の授業は、3年ぶりのマロニエ祭を直前に控え、子どもたちもやや興奮しているのか、ちょっぴりふわふわした1日でした。そのような中でも、中学部は今週から前期の定期試験に入った学年もあり、どの子も真剣そのもの。邪魔をしてはいけないと思い、教室には入らずに外からの撮影となりましたが、中1の国語・中3の数学ともに、子どもたちはめったに見せない(失礼!)きりっとした表情で試験に取り組んでいました。来週は中1の数学、中2の数学、中3の国語を実施、その次の10月8日は中2の国語を予定しています。1点でもよい点数をとれるよう、一生懸命頑張ってくださいね。
さて、3年ぶりのマロニエ祭、土曜日にあれだけ雨が降り、また月曜日もずっと雨だったのに、奇跡的にその間の日曜日だけ快晴!今年はスポーツデーといい学年遠足といい、直前までは天気に悩まされながらも、ふたを開けてみると素晴らしい天気で、本当によかったね・・・・ということが続いています。よっぽどみなさんの日頃の行いがよく、その姿を神様もちゃんと見てくれているんだな、と感じました。これがもし1日でもずれていたら、外で実施した「校長先生とチャレンジ」も、「人文字のドローン撮影」もできなかったわけですから、本当に心から神様に感謝です。
この日のマロニエ祭、ブースには中1と中3が出店し、またJSBフェスティバルには小6とまたたくさんの個人や団体が舞台発表を行いました。見られた方はご存じの通り、私(校長)もあのような格好での登場となったため、準備もあって一部発表を見ることができないところがあり残念だったのですが、マツケンサンバを歌いながら、会場の子どもたちだけでなく、大人の方々もみんなステキな笑顔で見てくださっていて、本当に嬉しかったです。この「笑顔」こそ、我々がマロニエ祭で求めていたもの、嬉しさのあまり涙声でのマツケンサンバとなってしまいました。(嘘ですけど・・・)
なかなかこの日の楽しさは、こうやって文章だけではお届けできない
ところもありますので、今日はいつもより多めに写真を載せておきます。
写真を見てもう一度、あの楽しさを思い起こしてもらえると幸いです。











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