
diary
11月5日(土)
後期がいよいよスタートしました。体育館で10分間だけの後期始業式を行いましたが、式の前にとても嬉しい出来事が・・・体育館に入るときに子どもたちは靴を脱いで入るのですが、そのときにみんなきれいに靴を並べて体育館に入っていたのです。日本なら当たり前のことかもしれませんが、ここベルギーでは、めったに靴を脱ぐということがないため、靴をきれいに並べる習慣を身につけるには難しさがあります。そのような中、今日は後期最初の日で気合が入っていたのか、写真のようにきれいに並べてくれました。おかげで気持ちのいい後期のスタートを切ることができました。
始業式では、気持ちをリセットして再スタートを・・・と言う話をしています。あゆみを見て、自分の長所・短所がわかったと思います。悪いところは直しながら、よいところをさらに伸ばせるように頑張ってほしいと思います。
さて、後期の初日、また秋休みもあって休養十分のためか、どの学級も落ち着いて学習に取り組んでいました。子どもたちがしっかりと先生の方を向いて話を聞いている姿ってとてもいいですよね。いつもこのくらい気持ちが入ってくれると、学力も、もっともっと伸びていくと思います。この日の気持ちを忘れず、頑張っていきましょう。
1年生の国語は説明文「じどう車くらべ」です。たくさんの自動車が出ているDVDをまず見せてくれたのですが、この時の子どもたちの目!キラキラしていました。歌を知っている子も多く、「救急車!!」なんて大きな声で歌いながら見ていました。たくさん興味をもってくれたので、これからの国語の学習もきっと楽しんでくれることでしょう。
また、少しずつですが「音読発表会」の練習にも取り組み始めています。本番まで内緒にしている学級もあるようですので詳しくは書きませんが、どの学級もいろいろな工夫を凝らしていてびっくりしました。私はもちろん初めて見るのですが、週に1回の授業日しかないのに、ここまで工夫して取り組むとは驚きです。12月3日の本番を楽しみにしていてくださいね。












11月12日(土)
校舎内に入った方はもうご覧になったとは思いますが、本校の玄関ロ
ビーには、写真のような大きなクリスマスツリーが飾られました。テレ
ビなどでも、クリスマスの曲が流れだし、カルフールの中のおもちゃの
コーナーの場所も大きくなってきました。いよいよ2022年も残り2
か月です。悔いを残さないよう、しっかり勉強してくださいね。
5年生では、国語で、アンパンマンの生みの親であるやなせたかしさんの生き方について学んでいました。年表をつくりながらその経歴について確認していたのですが、やなせたかしさんがアンパンマンを最初に世に出したのは1973年、彼が54歳のころでした。私が中1の頃なのですが、当時のアンパンマンの姿、写真で見てもわかるように全然違いますよね。私もこの絵本、子どものとき読んだことがあったのですが、頭を半分ちぎって渡すアンパンマンの話、怖さを感じてしまうこともありました。今では顔もかわいくなって、また東日本大震災の時には日本中を勇気づけてくれる頼もしい正義のヒーローとして活躍しましたが、その誕生の様子がこの物語を読むとよくわかり、ますますアンパンマンが好きになりました。こんなヒーローになってみたいものです。
さて、各学年では土曜日のわずかな時間を使って12月3日開催の音読発表会の練習をしています。主に体育館で行うことが多いのですが、今日は天気も良かったせいもあって、中2は運動場で練習していました。「私の枕草子」ということで、難しい言い回しも入っていますが、そういった言葉も何とか頑張って音読しようとする姿には感心しました。また、担任の先生から「もっと出せるはず!やり直し!」と言われても、めげずに音読する姿を見ていると、何だか感動して胸がジーンと・・・・子どもたち、みんな頑張っています。ぜひ見に来てくださいね。










11月19日(土)
今日の朝は本年度2回目の「読み聞かせ」がありました。この日のために本を選び、また一生懸命読む練習をするなどして準備してくださった保護者の皆様、本当にありがとうございます。写真を撮って回ったのですが、私の存在が全く気付かないくらい、どの子も本の世界にどっぷりと浸かっていたようです。前回は中2に入ってもらった「ジャパニーズサークル 和」の皆さんには、今回、中1で読み聞かせをしてもらいました。マーガウスさんのステキな語りに子どもたちも引き込まれていました。また6年生では、西村さんが宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」の読み聞かせをしてくださった後に、実際にチェロの生演奏まで披露してくださいました。物語を聞いた後のチェロの音は、子どもたちの心にず~んと響いたようです。読み聞かせをしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。次回は来年の2月18日、これが本年度最後の読み聞かせとなります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今日は2年生の国語の時間を使って「平和学習」をさせてもらいました。以前も話したように、日本の国語の教科書には必ずと言っていいほど戦争の話が出てきます。我々大人は事実をきちんと子どもたちに伝えることで、二度とこの過ちを繰り返さない、平和な世の中をつくっていくことの大切さを教えていかなければなりません。教科書にある戦争の話は、そのような重大な役目を担っています。ただ、2年生という年頃は感受性が強く、私の話でも耐えきれず泣いてしまう子がいました。怖がらせたつもりはなかったのですが、ショックが大きかったようです。でもだからこそ、平和の大切さは十分感じてもらえたのではと思っています。授業後の子どもたちの感想には「やっぱりせんそうはダメだと思った。ぜったいにせんそうはゆるさない」「何万人もの人がなくなってしまうせんそうはしてはいけない」「どうして国どうしでけんかしたりせんそうしたりするんだろう」というものがありました。子どもたちなりにいろいろと考えてくれたようです。
授業中、校舎を回っていると、家庭科室からほんのりとおいしそうなにおいが・・・餅つき委員会の方々が、予行練習ということで実際に作って下っていました。私も味見がてらいただきましたが、これまた美味で、ほっぺたが落ちそうでした。餅つきは年が明けた1月14日に行われます。今年はコロナ前の形で実施予定です。お楽しみに・・・
音読発表会に向けては、体育館を中心に、少ない時間を使って一生懸命練習しています。本番は12月3日、ぜひ見に来てくださいね。
また、この日の全校朝会でアルバム用の写真を撮ります。遅刻しないようにお願いします。










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11月26日(土)
来週に音読発表会を控え、どの学年も短い時間を使って一生懸命練習に励んでいます。今日は午後から日本人スピーチコンテストがあるため、体育館は会場の準備が終わった状態で使いにくくはあったのですが、週に1回しか授業がない補習校はそうは言っていられません。わずかな時間を見つけ、準備物を動かさないよう注意しながらも練習に励んでいました。来週の土曜日、12月3日の11時45分から本校体育館で実施します。応援、よろしくお願いします。なお、プリントでお知らせしたように、土足厳禁なので、必ず靴を入れる袋を準備してきてください。また、当日は子どもたちに向けたメッセージカードを玄関ホールに準備しています。がんばった子どもたちに向けたメッセージをいただけると、きっと喜ぶと思います。またそれらのメッセージは、後日、このベゴニアでも紹介したいと考えています。保護者の皆さんの温かいメッセージ、よろしくお願いします。
中1では、教頭先生に指導に入ってもらいながら、「故事成語」の習字に挑戦しました。実はここで取り組んだことも、来週の発表会の中で披露する予定です。そのため、ネタバレになってしまうため、詳しくは書くことができません。ただどの子も一生懸命習字に取り組み、また2枚、3枚と書いていくうちに、どんどんと上手になっていました。今日書いていた習字が発表会でどのように使われるのか、楽しみにしていてくださいね。
さて、午後は体育館で「日本人スピーチコンテスト」が開催されていました。どの出場者も、きっとすごく練習してきたんだろうな・・・という努力の跡が見られ、聞いていてとても感動してしまいました。フランス語や英語ができない、苦手だと言っていた自分が情けないです。このように何事もチャレンジしていく気持ちをもたないと、人って成長していかないですよね。私も頑張らないと・・・








